スカンジナビア航空、エアバスA321LRを初受領 ALCからリース導入

スカンジナビア航空は、エア・リース・コーポレーションからリースで導入する3機のエアバスA321型機のうち初号機を受領した。

ビジネスクラスの「SAS Business」を22席、プレミアムエコノミークラスの「SAS Plus」を12席、エコノミークラスの「SAS Go」を123席の計157席を備える。エンジンはCFMインターナショナル製のLEAP-1Aエンジンを搭載している。大西洋横断路線への投入を見込んでいる。

受領したドイツ・ハンブルクから拠点のコペンハーゲンへのデリバリーフライトでは、持続可能なジェット燃料を10%配合した燃料を使用した。スカンジナビア航空による二酸化炭素排出量削減の取り組みと、エアバスの脱炭素目標に貢献するという目標に沿ったもので、エアバスでは2016年から同様のデリバリーフライトを実施している。

エアバスA321LRは、前世代の競合機と比べて30%燃費効率がよく、騒音を50%削減している。航続距離は最大7,400キロで、大西洋横断路線への投入が可能となる。

スカンジナビア航空は、エアバスA320ファミリーを63機、エアバスA330ファミリーを9機、エアバスA350型機を4機の計76機のエアバス機を保有している。

詳細はこちら