エアバス・コーポレート・ジェット、「ACJ TwoTwenty」をローンチ

エアバス・コーポレート・ジェット(ACJ)は10月6日、ビジネスジェットの「ACJ TwoTwenty」をローンチした。

エアバスA220-100型機をベースとした機体で、航続距離は最大10,500キロ(5,650海里)。東京〜ドバイや北京〜メルボルン、ロンドン〜ロサンゼルス間のノンストップ飛行ができる。

競合のビジネスジェットと同様の駐機スペースで、同じ空港から離陸ができる上、客室は3倍以上広く、運航コストは3分の1に抑えることができるという。機内Wi-Fiシステム、エレクトロクロマテック窓、LED照明も完備している。床スペースは73平方メートルで、広いリビングエリアを備える。定員は18人。

最初の15機に対する機内装備は、コムラックスが単独パートナーとして選ばれた。アメリカ・インディアナポリスにACJ公認のコンプリーションセンターを設置しており、VIP機向け機内装備や改修で実績がある。

ACJのブノワ・ドゥフォルジェ社長は、「このたび新たなACJファミリーとして、ACJ TwoTwenty をローンチしたことをうれしく思います。当機は大陸間飛行が可能で、これまでにないパーソナルスペースと快適な居住空間を提供します。また、最新技術を採用した機体は、比類ない経済性と信頼性を兼ね備えます。市場ニーズを捉えたこの新しいACJは、拡大するビジネスジェット市場において高い需要があると見込んでいます」とコメントしている。