JR西日本、近畿エリアの主要線区で10~30分程度終電繰り上げ 2021年春に

JR西日本は、2021年春のダイヤ改正で、深夜帯ダイヤの見直しを行う。

近畿エリアの主要線区を対象に、10分から30分程度終電を繰り上げ、約50本の列車を削減する。終電の繰り上げにあたっては、最終東京発新幹線との接続を可能な限り確保するとしている。線区ごとの具体的な時刻などについては、9月に発表する。

背景として、深夜時間帯の利用の減少や、夜間に行う保守作業の働き手の急速な減少がある。利用者へのアンケートでは、2割から3割が反対意見を持っていたものの、「私鉄と同じ時間ぐらいまでの運行」や、「最終新幹線からの接続確保」といった条件では、反対意見が半分以下になったという。