厚労省、マニラ発名古屋/中部行き全乗客を宿泊施設に留置 PCR検査結果待機、自宅などではできず

厚生労働省は、フィリピン航空のマニラ発名古屋/中部行きの利用者に対し、PCR検査の結果が出るまで、空港近くの宿泊施設に留め置くことを決めた。

地元自治体の要請などを踏まえたもので、乗客の費用負担は発生しない。

マニラ発東京/成田、東京/羽田、大阪/関西行きでは、PCR検査後、空港内のスペース、検疫所が指定した施設などで結果が出るまで待機する必要がある。自宅での待機は、症状がなく、移動に公共交通機関を利用しない場合に限ってできる。

フィリピン航空は6月16日から、名古屋/中部〜マニラ線の運航を再開。初日のマニラ発は回送便として運航し、翌17日の名古屋/中部発より、乗客を乗せて運航を開始した。マニラからの乗客を乗せたフライトは、6月25日が初便となる。