JR西日本、奈良線の一部区間を工事で運休 5月23日夜

JR西日本は奈良線の線路切り換え工事に伴い、5月23日午後11時頃から終電まで、木幡〜新田駅間で運転を見合わせる。

運休区間の直通最終列車は、奈良方面が午後10時19分京都発の奈良行き、京都方面が同10時8分奈良発の京都行きとなる。運休時間帯は六地蔵〜新田間でバスによる代行輸送を実施するが、通常の列車よりも時間を要するため、可能な限り直通最終列車を利用するよう呼びかけている。他社線による振り替え輸送は行わない。

奈良線では2期複線化事業として、JR藤森~宇治駅間、新田~城陽駅間、山城多賀~玉水駅間の計14キロメートルの複線化が進められている。工事が完了する2023年春には、利用者の多い京都~城陽間は全て複線となり、更なる利便性向上や安全・安定輸送が実現できるとしている。