JAL、ベンガルール発臨時便が成田到着 邦人退避で3便運航

日本航空(JAL)のベンガルール発東京/成田行き、臨時便の初便が、きょう4月13日午前6時過ぎに成田空港に到着した。

JALは3月29日に就航を予定していた、東京/成田〜ベンガルール線の開設を延期していたものの、現地からの日本人が退避するのための臨時便として、4月12日から14日まで、ボーイング787-9型機で各日1便を運航するとしていた。一般客が乗れない、幻の初便となった。

初便となったJL754便は、ベンガルールを4月12日午後7時20分に出発。成田空港の91番スポットには翌13日の午前6時20分に到着した。成田発は乗客を乗せず、回送便として運航した。

インド政府は4月14日まで全土を封鎖しており、国内での移動や国際線の乗り入れができない状態が続いている。全日本空輸(ANA)はデリーやチェンナイ、ムンバイから、JALもデリーから臨時便を運航し、退避する日本人が利用している。4月11日現在で、インドでの新型コロナウイルスの感染者は7,529人、うち241人が死亡している。