JR各社、新型コロナウイルスでのきっぷの特別対応継続 乗車券・特急券など後日払い戻し可能に

東海道新幹線

JR各社は、新型コロナウイルスの感染拡大や、政府からの緊急事態宣言発出を受け、きっぷの払い戻しの特別対応を一部変更し、継続して実施する。

新型コロナウイルスへの感染防止などを理由に旅行を見合わせる場合、普通乗車券、特急券、グリーン券、指定席券などや、企画乗車券(おトクなきっぷ)は無手数料で払い戻しができる。企画乗車券の払い戻しには一部制限がある。定期券、普通回数券はこの取り扱いの対象外。

緊急事態宣言による外出自粛要請の措置が採られていることをうけ、緊急事態宣言の発出に伴う外出自粛を理由に払い戻しを申し出、4月7日以前に購入した乗車券類を払い戻す場合、4月7日に払い戻しの申し出があったものとして取り扱う。なお、この取扱は、緊急事態措置が実施される期間が有効期限に含まれている乗車券類が対象で、措置終了日の翌日から1年以内に駅窓口などで払い戻しを受ける必要がある。

各社のインターネット予約サービス(えきねっと、エクスプレス予約、e5489、JR九州インターネット予約サービスなど)を利用した場合も同様の取り扱いとなるが、詳細の手順などは確認が必要となる。