東京メトロなど、全定期券で払い戻しの特別対応 後日でも払戻額変わらず

東京地下鉄(東京メトロ)は、政府からの緊急事態宣言発令に伴い、定期乗車券(定期券)などで特別対応を実施する。

4月7日に発令された緊急事態宣言に伴い、通勤・通学の定期乗車券の払い戻しを希望する場合、4月8日を起算日として払い戻しを実施する。払い戻しは通常と同様、1か月以上有効期間が残っている場合手数料を収受して実施する。4月8日移行に定期乗車券やIC乗車券で定期区間外をチャージで利用した場合、起算日は最終利用日の翌日を基準に実施する。

回数乗車券(回数券)も同様の取り扱いを実施する。また、すでに小中高校や特別支援学校の通学定期券では特別取り扱いを実施している。一部の他事業者でも同様の取り扱いを実施している。

いずれの定期券・回数券ともに払い戻し可能期間は緊急事態措置の終了日の翌日から1年後まで。8日には、定期券うりばに多くの客が訪れ、払い戻しの取り扱いを中止する事案が発生したため、東京メトロは、混雑防止への協力や理解を要請し、後日の払い戻しを呼びかけている。

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