北京着の国際線一部便、周辺空港で乗客の検疫や入国手続き実施 成田発の中国国際航空便はフフホト着

中国民用航空局(CAAC)

中国民用航空局は、北京行きの国際便を中国国内の別の都市に到着させ、乗客の検疫や入国手続きをすることを決定した。

3月20日のモスクワ発中国国際航空(CA)910便、3月22日のパリ発CA934便は天津に到着する。3月22日の東京/成田発CA926便はフフホトに到着する。3月21日と22日の海南航空(HU)7976便は太原に到着する。

各地に到着後に乗客は検疫、入国手続きの後に荷物の通関手続きを行い、元の機材で北京に向かう。貨物室の荷物の通関は北京で行う。

報道によればこの措置は当初、全ての航空会社を対象とする見通しだったものの、海外の航空会社では対応が難しいことから見送られた。

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