ニュージーランド航空、通期業績見通し撤回 2月から6月までフライト10%削減

ニュージーランド航空は、2020年通期の業績見通しを撤回した。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、アジア、タスマン、ニュージーランド国内線の運航便数を削減し、機体の再配置、運用効率の向上などの取り組みを行っているものの、状況が急速に変化していることから、業績見通しを撤回した。

グレッグ・フォラン最高経営責任者(CEO)は、基本給を15%返上する。一部職種で雇用の凍結を実施し、従業員に無給休暇を提供する。緊急ではない設備投資などは延期する。

2月から6月にかけて、国内線の4%にあたる2,080便、長距離国際線の11%にあたる460便、短距離国際線の7%にあたる680便を削減。全体では10%にあたる3,220便を減便する。

■関連記事
日本からの渡航者や日本人に対する入国・入境制限、入国・入域後の行動を制限している国一覧(4月3日午前6時時点)
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う、感染症危険情報発出国・地域一覧(4月3日午後5時現在)

詳細はこちら