外務省、韓国・大邱広域市と慶尚北道清道郡の感染症危険レベル引き上げ 渡航中止を勧告

外務省は3月1日、韓国の大邱広域市と慶尚北道清道郡の感染症危険レベルを、4段階のうち上から2番目の「レベル3(渡航中止勧告)」に引き上げた。

その他の韓国全土は、2月28日に発出した「レベル1(十分注意してください。)」に据え置く。

19日以降、大邱広域市と慶尚北道清道郡で、新型コロナウイルスの感染症例が急増し、3月1日午後4時時点でに韓国全体で3,736例が報告されている。韓国政府は2月21日、大邱広域市と慶尚北道清道郡を「感染症特別管理地域」に指定し、2月23日には感染病危機警報を最高段階の「深刻」段階に引き上げている。

アメリカは国務省は、韓国全土に渡航情報「レベル3(渡航再検討)」を発出し、一部地域の渡航情報を最上級の「レベル4(渡航禁止)」に引き上げる。アメリカ疾病予防管理センター(CDC)も「レベル3(不要不急の渡航延期勧告)」は発出しており、ベトナムや香港など20以上の国・地域は、韓国からの入国を原則的に禁止している。

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