観光列車「伊豆クレイル」、6月28日ラストラン わずか4年で引退

JR東日本は、伊豆方面の観光列車「伊豆クレイル」の運行を6月28日をもって終了すると発表した。

「伊豆クレイル」は、常磐線特急などで使用されていた651系1000番台4両を改造し、女性をメインターゲットにした観光列車として2016年7月にデビュー。土休日に小田原〜伊豆急下田間を1日1往復運行している。「大人のリゾート列車」をコンセプトとしており、全席グリーン車の落ち着いた車内空間や、伊豆食材などを活かした食事サービスが特徴。運行開始からわずか4年で引退を迎えることになる。

運行最終日の6月28日は、「IZU CRAILE LAST RUN」として小田原〜伊豆急下田間を1往復。駅や沿線では関係者による出迎えや見送りを行う予定。

このほか、運行終了前の4月4日は、「静岡デスティネーションキャンペーン」のアフターキャンペーンの一環として、「伊豆クレイル」が初めて相模線に乗り入れ。橋本〜伊豆急下田駅を1往復する。両列車ともびゅうのツアー商品として販売する。