新歌舞伎座跡地に「ホテルロイヤルクラシック大阪」、12月1日開業 隈研吾氏設計

冠婚葬祭大手のベルコは、大阪・難波の新歌舞伎座跡地に、「ホテルロイヤルクラシック大阪」を12月1日にオープンする。

建築家の隈研吾氏が設計し、100点以上のアート作品を館内さまざまな場所に展示した。「ミュージアムホテル」をコンセプトに、伊東順二東京藝術大学特任教授や美術画廊のホワイトストーンギャラリーが協力し、展示作品を選んだ。

建物は地上19階、地下1階、塔屋1階建てで、客室数は全150室。レストラン、バーラウンジ、パーティールーム、バンケット、チャペル、フォトスタジオ、ブライダルサロン、駐車場を設ける。

客室は12階から19階部分に位置。スイートルームは18階と19階に9室を備え、「AUDIOスイート」には、最新鋭の音響設備を備えた。通常のスイートは7室で、それぞれ78.6平方メートルと広々とした空間で、大阪の街を一望できる。18・19階のプレミアムルーム、12階から16階のスタンダードルームはそれぞれツインとダブルを用意した。

最上階20階のチャペル「大空〜SORA〜」は、地上100メートルから大阪を見渡すことができる。隣接するスカイバンケット「瑠璃〜RURI〜」は開放感あふれるパーティースペースだ。バーラウンジ「雲雲〜KUMOKUMO〜」からは、夜景を楽しめる。

フロント・ロビーは11階で、11階には朝食専用レストラン「ハフ」を設けた。宿泊者専用で、3種類から1種類を選べるスペシャルメニューのほか、和洋中様々なメニューを取り揃える。

2階にはレストラン「ユラユラ」とカフェラウンジ「コアガリ」、1階にはカフェ「TSUCHI」を備える。

アクセスは大阪メトロ御堂筋線なんば駅13番出口からすぐ。2020年1月には12番出口に直結する予定。

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