エイチ・アイ・エス、ユニゾHD株の新たなTOBや買い増し行わず フォートレスのTOB不成立なら検討

エイチ・アイ・エス(H.I.S)は、ユニゾホールディングス(HD)株の今後の取り扱いについて方針を発表した。

エイチ・アイ・エスは8月23日まで、ユニゾHD株の公開買付け(TOB)を、1株あたり3,100円で行っていたものの、株主からの応募はなかった。

ソフトバンク系の投資ファンドであるフォートレス・インベストメント・グループの関連会社であるサッポロが8月19日から10月1日まで、同4,000円でユニゾHD株のTOBを行っており、ユニゾホールディングスも賛同している。

エイチ・アイ・エスでは、サッポロのTOB期間中、新たな公開買付けや買い増しは行わないとしたものの、公開買付けが不成立となり、ユニゾHDの株価が3,100円もしくは適当と考える水準で推移することになった場合には、1株あたり3,100円を基準に新たに買付け価格を設定してTOBを実施するか、買い増しを行う可能性があるとしている。