フィリピン観光大臣来日 ラブリさんと西内ひろさんの観光親善大使続投を発表

フィリピンのベルナデット・ロムロ・ブヤット観光大臣が来日し、5月31日、東京都内でプレスカンファレンスを開催した。

ブヤット大臣は、2018年のフィリピンへの日本人渡航者数が、前年比8.15%増の約63万人を記録し、今年第1四半期も世界で4番目に多いことを明らかにし、謝意を述べた。2018年12月にフィリピン航空が札幌/千歳〜マニラ線、2月には日本航空(JAL)が東京/羽田〜マニラ線を開設し、7月にはフィリピン・エアアジアが大阪/関西〜マニラ線、8月にはセブパシフィック航空が東京/成田〜クラーク線を開設するなど、さらに日本からアクセスしやすくなる点をアピールした。さらに、ボラカイ島を6ヶ月間に渡って閉鎖し、自然環境を保護する活動を行ったことに触れ、「日本人観光客は責任感ある観光客として知られている。皆さんが訪れることを期待している。」とし、エルニド、パラワン、ボホール、パングラオ、シアルガオなどへの来訪を求めた。

また、タガログ語で「バラバラ」と呼ばれるオリジナルフォントを活用し、伝統的なモチーフや織物からインスピレーションを受けて”楽しい”を表現したブランドロゴを採用した「It’s More Fun in the Philippines~もっと楽しいフィリピン」のグローバルブランディングについても説明し、タレントでモデルのラブリさんと西内ひろさんの「フィリピン観光親善大使」の続投を発表した。

フィリピン政府観光省は、札幌、名古屋、東京で「フィリピン・ビジネス・ミッション」を開催し、フィリピンの観光関連企業38社が出展した。