香港政観、メディア説明会開催 日本人客向け特典追加など

香港政府観光局はこのほど、都内でメディア向けの説明会を実施した。

観光庁と日本政府観光局、香港政府観光局は2019年を「日本香港観光年」と制定し、旅行会社・航空会社との共同キャンペーンを行っているほか、日本からの渡航者に様々な特典を提供している。

2018年の香港への日本人渡航者は128万7,773人に達し、2019年1月〜3月も前年同期比10%増と順調に推移している。1月に香港エクスプレス航空が長崎〜香港線、4月にキャセイパシフィック航空が小松〜香港線を開設し、香港と日本の16都市の17空港が定期直行便で結ばれている。さらに、香港エクスプレス航空の下地島〜香港線の就航が7月に予定されている。

香港では、6月14日からはビクトリア・ハーバーを舞台とした「ドラゴンボート・カーニバル」、7月・8月にライブコンサートやグルメイベントなどが開催される「香港サマーファン」など、様々なイベントが実施される。

この春からは「2019日本香港観光年」プログラムの優待特典が追加された。8月31日までの間に、クレジットカードまたは電子マネーで決済した人を対象に特典を提供する。対象施設は、オリンピアン・シティ、レイトン・アベニュー、チャイナ・ホンコンシティ、チムサアチョイ・センター&エンパイア・センター。特典は「添好運」のベイクド叉焼包、「廉記冰室」のパイナップルパンなど。

※6月14日から開催予定の「ドラゴンボート・カーニバル」は、香港特別行政区立法会周辺でのデモ活動の影響により中止が発表されました。(6月13日追記)