インドのホテル運営会社OYO、ヤフーと日本で賃貸住宅事業に参入 2年縛りや敷金礼金なし

インドのホテル運営会社であるOYO(オヨ)は、ヤフーと合弁会社OYO TECHNOLOGY&HOSPITALITY JAPANを設立して賃貸住宅事業に参入し、アパートメントサービス「OYOLIFE」を3月上旬より展開する。

全部屋が家具家電付きで、敷金、礼金、仲介手数料は無料。スマートフォンで物件探し、契約、支払い、退去まで行うことができる。家賃には水道、電気、ガスなどの公共料金やWi-Fiなどの通信費、定期的なハウスキーピングなどのサービスを含んでいる。大半の賃貸住宅で行われている2年契約の縛りもない。

不動産オーナーへは家賃保証を行い、定期的なメンテナンスや資産の維持管理を行うことで、物件価値を向上させる。ヤフーのマーケティング力や集客力を合わせてビジネスのブランド化を進めるとしている。オーナーによる物件登録を受け付けており、2018年11月に50物件を獲得し、東京都内の渋谷区、目黒区、新宿区、中央区、文京区、千代田区といったエリアを中心に3月末までに1,000物件に拡充させる。

OYOは、インドで2013年に創業。中国など世界8カ国500都市以上でサービスを展開しているホテルブランド。取扱部屋数は約450,000部屋で、毎月64,000室以上を加えている。