2025年万博、開催地を大阪に決定

2025年国際博覧会の開催地を決める博覧会国際事務局の総会が、現地時間11月23日にフランス・パリで開催され、大阪を開催地に決定した。

ロシア・エカテリンブルク、アゼルバイジャン・バクーをあわせた3都市が招致を目指していた。1回目の投票でいずれの都市も3分の2以上の得票を得られなかったことから決選投票が行われ、大阪とエカテリンブルクの上位2都市の中から選出された。大阪の得票率は1回目の投票では54%だった。

開催地は大阪の夢洲で、テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。約2,800万人の来場を目指す。経済効果は2兆円に及ぶという。

国際博覧会は1867年に日本が初参加し、各国の最新技術などを展示してきた。日本で初めて開催されたのは、1970年の大阪万博。アポロ12号が持ち帰った月の石などが展示された。1985年には茨城、2005年には愛知で開かれた。大阪での開催は、55年ぶり2回目。