ANAとJAXA、ヒューストン線で「宇宙フライト」 機内食に宇宙日本食カレー

全日本空輸(ANA)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、宇宙の日である9月12日に成田空港第1ターミナルの東京/成田発ヒューストン行きNH174便の搭乗口で、JAXAの大西卓哉宇宙飛行士らが出席した地上イベントを開催した。

9月12日から20日までの9日間、東京/成田〜ヒューストン線で「宇宙フライト2018」を実施する。機内では、宇宙日本食認定食品であるビーフカレー、羊羹、キシリトールガム、緑茶を提供する。ビーフカレーは東京/成田発のみ、ファーストクラスとビジネスクラスでは軽食として、プレミアムエコノミークラスとエコノミークラスではメインメニューとして提供する。緑茶はプレミアムエコノミークラスとエコノミークラスのドリンクサービス、羊羹はセルフサービスのスナックとして提供する。キシリトールガムは到着前に配布する。成田空港第5サテライトのANAラウンジでは、宇宙日本食と船外宇宙服の展示を行うとともに、キシリトールガムの配布を行う。配布はなくなり次第終了する。

大西卓哉宇宙飛行士は、1998年に自社養成パイロット訓練生としてANAに入社。2009年に退職し、JAXAに入社した。2016年7月から10月にかけて、国際宇宙ステーション(ISS)に113日間滞在した。

イベント会場では、宇宙日本食認定食品、提供する機内食を展示した。乗客にはANAのスタッフと大西卓哉宇宙飛行士が搭乗証明書やオリジナルステッカーの記念品を配布した。

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