小銭を換金できる「コインスター」、日本上陸 スーパー3店舗に先行導入

コインスター

Coinstar Asset Holdings(コインスター・アセット・ホールディングス)は、世界の小売店で約20,000台を展開しているコイン換金機「Coinstar(コインスター)」を、7月27日より、アジアで初めて、ユニーが運営する総合スーパー「アピタ」に先行導入した。

コインスターは1991年にアメリカでサービスを開始。余っている硬貨をコインスターのマシンに投入すると、硬貨がカウントされ、画面に表示された合計金額分の引換券を発行される。引換券は発行から4時間以内にサービスカウンターに提示すると、紙幣に交換できる。海外ではオンラインギフトポイントや、慈善事業への寄付金に変換することもできるようになっており、年間約430億枚の硬貨を換金、両替している。

コインスターは現在、カナダ、イギリス、アイルランド、ドイツ、スペイン、イタリア、フランスなどで展開している。日本は先進国の中で現金大国として知られており、2015年に国際決済銀行(BIS)が発表したデータによると、現金流通残高の対名目GDP比は、日本が19.44%で24カ国・地域中1位だったことから、日本に潜在的な市場を見出し、導入した。導入店舗は横浜綱島、長津田、戸塚の3店舗となる。