光と音で案内情報を可視化 JAL、羽田空港で世界初の実証実験

日本航空(JAL)は、パナソニック システムソリューションズジャパンの協力のもと、光と音の新技術を活用して空港内の情報をスマートフォンに表示する世界初の実証実験を、きょう7月20日から羽田空港で実施する。

実証実験では、パナソニックの新技術「光ID」を用いて情報を伝える「LinkRay」アプリと、ヤマハが提供する音のICT化技術「SoundUD」を用いて情報を伝える「おもてなしガイド」アプリを活用。スマートフォンに「LinkRay」アプリをダウンロードし、手荷物受託カウンター前に設置されたデジタルサイネージにかざすと、スマートフォンで手荷物の受託方法や保安検査場の待ち時間案内などが確認できる。また、「おもてなしガイド」アプリをダウンロードすると、「SoundUD」に対応したアナウンスの内容がスマートフォン上で多言語の文字情報として確認できる。

空港スタッフは、音声トリガーを出力できる「ミライスピーカー」に接続された操作用タブレットを使用することで、複数台のデジタルサイネージの表示内容を同時に変更することができ、案内業務が効率的に行えるようになる。

実施場所は第1旅客ターミナル南ウイングのJAL手荷物受託カウンター。8月17日まで実施する。

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