エイビーロード エアライン調査2018、トップは11年ぶりにANA JALは2位

エイビーロード・リサーチ・センターは、2017年に渡航をした18歳以上の男女を対象に、国際線エアラインの満足度調査「エイビーロード エアライン満足度調査2018」を実施し、結果を公表した。

総合満足度トップは全日本空輸(ANA)が11年ぶりに輝いた。2位は前年トップの日本航空(JAL)、3位はエミレーツ航空だった。次いで4位はシンガポール、5位はカタール航空だった。6位のエバー航空は前年16位から大幅上昇、カンタス航空、ターキッシュ・エアラインズ、KLMオランダ航空が新たにトップ10入りした。ガルーダ・インドネシア航空、チェジュ航空、アメリカン航空は前年圏外からトップ20入りを果たした。

部門別満足度では、「航空機の機材、設備」と「空港内の航空会社職員の接客サービス」はJAL、「客室乗務員の接客サービス」はANA、「機内飲食サービス」と「機内エンターテインメント」はエミレーツ航空がトップだった。

最もコストパフォーマンスが良いと評価されたのはチェジュ航空で、2位はエミレーツ航空とカタール航空が並んだ。4位はピーチ、7位はスクート、9位はジェットスター・アジア航空で、トップ10のうち4社が格安航空会社(LCC)となった。日本のLCCでは、ジェットスター・ジャパン、春秋航空日本は調査対象に含まれていない。

調査は4月12日から16日にかけて、2017年に渡航経験のある日本人13,211人を対象に行った。調査回収数は5,833人で、調査集計数は4,000人。対象となる40社をそれぞれの利用者が1社100人になるよう、無作為に抽出して行った。

今回の調査では新たに、スクート、香港航空、マレーシア航空、エティハド航空を調査対象に加え、ニュージーランド航空、アエロフロート・ロシア航空、LOTポーランド航空、スカンジナビア航空を調査対象から外した。