「サンキュー♥ちばフリーパス・フリー乗車券」で千葉のローカル鉄道を乗り潰す 【せきけんの無職カフェナシ20】

2日目は銚子へ。銚子電鉄に乗車し、沿線の散策を楽しみます。

銚子電鉄

銚子電鉄の面白い取り組みの中に、「駅名愛称のネーミングライツ」という取り組みがあります。単なる駅名愛称の命名権だけでなく、「銚子電鉄の経営再建」「銚子への地域貢献」をもった6社に命名権を買ってもらい、経営状態を打開しようという取り組みを行っている。

たとえば終点の外川駅には「ありがとう」という駅名看板があったり、笠上黒生駅は「髪毛黒生駅」に変わっていたりと、面白い駅名が多く、乗っているだけでも楽しい気分になれる路線となる。

銚子電鉄沿線には、「世界灯台100選」にも選ばれた犬吠埼灯台が立つ、関東平野最東端の犬吠埼灯台や、東京ドームの約4倍の面積を誇る、ヤマサ醤油の工場もあり、見学も可能です(「しょうゆ味わい体験館」以外は事前予約が必要。)。他にもヒゲタ醤油、外川漁港などもあります。

ヤマサ醤油は1645年に銚子で醤油づくりを始めたそうで、江戸末期には幕府から「最上しょうゆ」の称号が与えられたそうとなる。工場では醤油が造られる様子が間近で見学できるほか、2016年春にオープンした「しょうゆ味わい体験館」では美味しさの秘密やこだわりを体験でき、せんべい焼き体験コーナーもあります。さらにしょうゆソフトクリーム、醤油ロールケーキといった奇抜な(?)飲食物を食べながら休憩もできる。お土産には醤油を頂き大満足、使う度に長い時間をかけて造られる醤油の製造工程を思い出しそうとなる。

最後に寄ってみたのは本銚子駅。この駅は、2017年8月に日本テレビ系列で放送された「24時間テレビ」の企画として、ヒロミさんがリフォームを手がけて一新したのとなる。地元の人から好評である一方、鉄道ファンの一部からは不評も漏れ聞こえます。いったいどう変わったのか、自分の目で見てみたいと思い、途中下車。

駅舎はノスタルジックな趣を残しつつ、きれいにリフォームされておりびっくりした次第でした。

銚子電鉄のみを1日乗り回すには、「弧廻手形(こまわりてがた)」という1日乗車券も700円で販売しており、銚子電鉄名物の「ぬれ煎餅」交換券や沿線観光施設の割引券もセットになっているのでお得となる。ちなみに銚子電鉄は銚子駅から外川駅までの全線を往復すると680円かかりまう。

さて最後に銚子駅でアンケートを書き、記念品をいただき旅は終了。充実した2日間でした。

千葉県内の私鉄会社をめぐって感じたことは、3社とも知恵を出して頑張っていると感じた2日間でした。現在は無職の私ですが頑張っている私鉄会社に元気をもらいました。新しい職をみつけることはなかなか大変ですが私鉄会社にパワーをもらったのは間違いありません。

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