東京ディズニーランド、メインエントランス改修と立体駐車場新設 年間パスポートの本人確認に顔認証導入

オリエンタルランドは、東京ディズニーランドの入園口「メインエントランス」のリニューアルと東京ディズニーランド・パーキングの立体駐車場の新設を決めた。

東京ディズニーランドの「メインエントランス」は、入退園ゲートを従来の48から54に6つ増設するほか、年間パスポートの本人確認に顔認証システムを導入する。パークチケット購入場所は従来の32ヶ所から18ヶ所に縮小し、初めてとなる自動券売機を12台導入する。自動券売機やデジタルサイネージでは案内を日本語・英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語・タイ語・インドネシア語で表示する。改修工事は2018年4月頃より開始し、2020年春に完成する予定。投資額は約120億円。

改修期間中は、メインエントランスの状況によっては開園時間前に入園を開始し、園内の指定場所で待機する場合がある。パーク開園までは、園内のアトラクションや飲食施設は利用できない。ディズニーホテル宿泊者専用の入園ゲートは仮設ゲートとし、開園15分前から入園できるようにする。

また、東京ディズニーランド・パーキングに、新たに地上3階建ての立体駐車場を導入する。2017年度中に工事に着工し、2019年度に完成する予定。