シンガポール・チャンギ国際空港第4ターミナルの運用開始 セルフサービス機能多く取り入れ

シンガポールのチャンギ国際空港第4ターミナルの運用を、10月31日より開始した。

第4ターミナルはチェックイン、手荷物の預け入れ、出入国審査、搭乗でセルフサービス機能を多く取り入れた。新羅免税店とDFSが運営する免税店を含む62店舗のショップ、19店舗の飲食店も設けた。

航空会社は段階的に他のターミナルから移転し、10月31日には大韓航空とキャセイパシフィック航空が乗り入れを開始。11月2日にはセブパシフィック航空と春秋航空、11月7日にはエアアジアグループ4社とベトナム航空も移転し、9社が乗り入れる。

初便となったのは、到着便はキャセイパシフィック航空の香港発CX659便、出発便は折り返しの香港行きCX650便だった。キャセイパシフィック航空は新たに、「キャセイパシフィック・ラウンジ」も開業している。初日には、19便が発着し4,200人が利用した。年間の処理可能旅客数は1,600万人増加し、初年度は800万人の利用を見込んでいる。