沖縄に3000億円投資表明、中国カジノ企業CEOは何を語ったか【全文書き起こし】

さらに、マカオは、もう一つの卓越した事例をご紹介できる地でもあります。2015年、マカオのゲーミング収益は、約3兆2億円に達した。従来、収益において最大の割合を占めてきたのがVIPルームでした。ところが、このVIPルームの収益に対する貢献度が2013年の66%から2016年には53%と減少した一方で、マスマーケットの貢献度は2013年の28%から2016年には39%にまで増加している。焦点がVIPハイローラーからマスマーケット観光客へと移行したのとなる。加えて、ショッピング、飲食、エンターテインメント、会議など、ギャンブル関連以外の収益も著しく刺激されました。

環太平洋地域という理想的な立地条件に加え、手つかずの自然が残されている環境と唯一無二の文化遺産を誇る沖縄は、中国人観光客の旅先として人気が高まってきている。しかも、北京、上海、広州、深セン、香港といった中国国内で最も裕福な都市から飛行機でわずか3時間ほどの距離です。

当社では、顧客のゲーミング行動を監視かつ予測するクラウドコンピューティングと人工知能アルゴリズムが装備された、最新のスマートCRMシステムを統合し、沖縄に最高の技術をもたらす準備が整っております。モノのインターネット(IoT)を介して物理的ハードウエアとお客様のモバイルデバイスをつなげ、ハイレベルな利便性と快適さをお楽しみいただける、真にスマートで安全な統合型リゾートを構築すべく、包括的なIT基盤を整備させていただく所存です。

沖縄に統合型リゾートが誕生すれば、アジア全域から何百万人もの観光客を引き寄せることになると私どもは確信しております。豊富な経験、大規模な事業ネットワーク、最先端技術と圧倒的な顧客ベースを誇る500ドットコムであれば、世界中で最も近代的な、最先端技術を擁する統合型リゾートの構築に著しく貢献し、沖縄県のお手伝いをさせていただけると確信しています。

当社は、“自然の美、技術の力、IRの魅力”というビジョンに揺るがぬ信念を抱いております。手を携えて、この夢を叶えようではありませんか。

ご静聴ありがとうございました。

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