【搭乗レポート】東京/成田~台北/桃園/BR195便「ぐでたまジェット」(エコノミークラス)

ドア部分には、ぐでたまが横たわった姿が塗装されており、若い乗客などが搭乗時に写真を撮っていた。

機内に入ると、客室最前部の1列目・2列目には単通路を挟んで各2席+2席、計8席のビジネスクラスが配置されている。その後ろの20列から50列までが各3席+3席のエコノミークラスだ。それぞれの座席に取り付けられたぐでたまの黄色いシートカバーがまず目に飛び込んでくる。

座席上には枕、ブランケット、イヤホンが置かれており、枕にはスーツケースを模したデザインのカバーが取り付けられている。ブランケットやイヤホンは通常のものと同じだ。

座席背面に入っている安全のしおりやドリンクメニュー、さらにはディスポーザルバッグ(エチケット袋)に至るまでぐでたま仕様。ただ、座席背面にパーソナルモニターは付いておらず、頭上のモニターでサンリオキャラクターが搭乗を歓迎する映像が流れていた。

先述したように筆者の座席は25列H。25列目および37列目の外側にはジャンプシートが設置されており、この2列だけは座席が2席+2席の配置になっている。さらに26列目は非常口座席となっているため、25列目との座席間隔が広い。後ろの乗客に気を遣うことなくリクライニングを使いたい場合はこの座席を指定するといいだろう。

出発したのは定刻より5分早い午後8時35分。離陸後およそ1時間半ほど経過したところで、機内サービスが開始された。

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