ボーイング、737 MAX 10の開発を発表 ライオン・エアなど発注

ボーイングは、開催中のパリ・エアショーで、737 MAX 10の開発を発表した。

737 MAXファミリーとして最大の機種となる。2クラス構成で188席、最大で230席を設けることができる。全長は43.8メートルで737 MAX 9と比べて1.64メートル長くなる。航続距離は5,960キロで、同550キロ短くなる。CFMインターナショナル製のLEAP-1Bエンジン、先端技術を活用したウイングレット、ボーイングスカイインテリア、大型フライトデッキディスプレイなどを搭載している。

BOCアビエーションは10機、GECASは20機、CDBアビエーションは10機、TUIグループは18機、スパイスジェットは20機、ライオン・エアグループは50機、チベット・ファイナンシャル・リーシングはその他の737 MAXシリーズを含めて20機などの発注や覚書締結を発表しており、すでに10社以上から240機以上を受注しているという。