デルタ航空、ロサンゼルス国際空港のターミナルを移転 移転後のターミナルには「シェイクシャック」など出店

デルタ航空は、ロサンゼルス国際空港のターミナルを5月12日夜から17日にかけて、現在の第5ターミナルと第6ターミナルから、第2ターミナルと第3ターミナルに移動する。

ロサンゼルス国際空港公団(LAWA)と協力して行うもので、民間航空史上で最大規模となる空港内ターミナル変更プロジェクトの一環。1週間で21社が使用エリアを移動する計画で、第2ターミナルと第3ターミナルはデルタ航空が19億米ドル(約2,020億円)かけて、今後7年に渡って改装工事を行う。トム・ブラッドレー国際線ターミナル(TBIT)とも連結する。

第2ターミナルと第3ターミナルへの移動後には、TBITを使用するスカイチーム加盟各社や提携航空会社へのスムーズな乗り継ぎが可能となる。制限エリア内の専用バスにより、乗り継ぎ時間を短縮する。また、ハンバーガー店「シェイクシャック(Shake Shack)」やクラフトビールの「エンジェル・シティ・ブルワリー(Angel City Brewery)」など、人気店も出店する。使用ゲートは23ヶ所で、ビジネスクラス「デルタ・ワン」専用チェックインラウンジ、ラウンジ「デルタ スカイクラブ」、インライン・スクリーニング・システムを完備した受託手荷物エリアも設ける。

移転期間中には最大で4つのターミナルを同時に利用することとなり、影響を受けるフライトの利用者には、スマートフォンアプリ「Fly Delta(フライデルタ)」やテキストメッセージ、メールなどで通知する。

ターミナルの移動後には、第2ターミナルかTBITで入国審査を受ける事となり、乗継便は第2ターミナルか第3ターミナルから搭乗する。国際線利用者にはロサンゼルスに到着前に日本語、中国語、スペイン語の導線案内カードを配布し、わかりやすく入国や乗り継ぎの手順を知らせる。

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