東京〜大阪間を結ぶ夜行高速バスドリーム号に新型車両 「DREAM Relier」3月31日運行開始

ジェイアールバス関東と西日本ジェイアールバスは3月2日、東京〜大阪間を結ぶ新型夜行高速バス「DREAM Relier(ドリーム ルリエ)」を発表した。3月31日から運行を開始する。

「Relier」とはフランス語で「結ぶ、縁をつなぐ」と言う意味で、新ドリーム号が都市と都市、人と人の縁を結び、そして快適な空間でお客さまの夢を結ぶという想いを込めた。

車内は2クラスで、2列シートの「Precious class(プレシャスクラス)」を前方に4席、3列シートの「Advance class(アドバンスクラス)」を後方に14席の計18席を設けた。「プレシャスクラス」はプレミアムドリーム号のプレミアムシートを採用し、足を伸ばして寝返りを打つこともできる。新たにレッグレストにヒーターを設置した。「アドバンスクラス」は新型のクレイドルシートで、リクライニング機能を向上。シートピッチは全席で1メートル以上を確保した。全席には落ち着いた色調のパーテーションとカーテンを設置。「アドバンスクラス」には座席前後を区切るカーテンも設置した。

車内サービスとして、「iPad mini 4」を設置するほか、「dマガジン for Biz」、インターネットテレビ局「AbemaTV」といった雑誌・動画コンテンツを無料で利用できる。Wi-Fi、毛布、スリッパ、イヤホンは無料提供する。コンセント、空気清浄機付きエアコン、トイレも備える。

車両外観は、プレミアムドリームやグランドリームと同様に高品質感があるパールホワイトを採用し、「DREAM」の文字は活字体でよりわかりやすく、「Relier」は金色の筆記体で上品で優しい印象に仕上げた。JRバスのシンボルであるツバメも描いた。

ドリーム号は、1969年に日本初の夜行高速バスとして誕生した。2019年には運行開始から50周年を迎える。