横浜と伊豆を結ぶ観光列車「THE ROYAL EXPRESS」 水戸岡鋭治氏のデザインで誕生へ

Royal EXPRESS

伊豆急行と東京急行電鉄は、2017年7月から運行開始を予定している横浜と伊豆エリアを結ぶ新たな列車の名称を「THE ROYAL EXPRESS」に決定するとともに、車両デザインも決定した。

車両は特急「リゾート踊り子」号などとして使用されている伊豆急行2100系「アルファ・リゾート21」を改造し、デザイン・設計はドーンデザイン研究所の水戸岡鋭治氏が担当した。

外観は、列車の名称でもある「ROYAL」をイメージした「ロイヤルブルー」をベースとし、室内は、客車・食堂車・多目的車など、車両ごとに用途やデザインが異なり、乗車そのものに旅の楽しさを感じることができるデザインとなっている。また、ヴァイオリニストの大迫淳英氏のプロデュースで、本列車をイメージしたテーマ曲も制作された。車内では、食事中に音楽の生演奏も予定されている。

また、本列車の運行にあわせて、横浜駅では、利用客専用ラウンジの設置を計画している。伊豆急下田駅では、駅前から寝姿山自然公園に向かう下田ロープウェイ寝姿山山頂駅の改修を計画しているほか、下田東急ホテルでは、2017年3月のリニューアルオープンを目指して、客室・レストラン・ロビーなどの改装工事を実施している。

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