春秋航空日本の「737円セール」最強の攻略法【橋賀秀紀のフカボリ!】

ちなみにこれは春秋航空日本のセールに限ったことではないのですが、LCCのセールの多くは先の日程に行くほど競争率が下がります。そのため、もし先の予定が読めるのであればセール時期の終盤を第一希望にすることで、予約できる可能性は高まります。

九州佐賀国際空港

週末旅行は「佐賀一択」が基本
セールの対象は、国内線は東京/成田〜札幌/千歳・大阪/関西・広島・佐賀線、国際線は東京/成田〜重慶・武漢線の6路線があります。しかし、実際には札幌/千歳・大阪/関西・広島路線の提供座席数は少なく、特に週末については最初からセールの対象除外となっていることが多いのが実情となる。それに引き換え佐賀線は、常に週末でも737円のセール運賃が設定されています。サラリーマンの短期週末旅行であれば最初から佐賀一択に絞りましょう。なお、737円のセールといっても、実際には空港使用料380円と支払い手数料が430円かかるので、実際には1,547円かかります。往復だと3,094円。これに成田空港までのアクセス費用がかかりますから、都心から佐賀空港までの往復のコストは約5,000円からということになりますね。それでも鉄道なら東京駅から富士駅までのJRの各駅停車で往復のと同じくらいのコストなのですから圧倒的に安い乗り物といえます。

予約後2時間はキープできる
春秋航空日本では最後にクレジットカードないしコンビニ決済の画面にたどりつきます。しかし支払いをする前に予約後2時間までは予約を無料でホールドすることができます。そのため、いったん予約が確保できたらそれをキープしつつ、ほかの予約にチャレンジできることも覚えておきましょう。

春秋航空日本(メイン)

希望のセール運賃がとれなくても
春秋航空日本では737円のセール運賃が売り切れ後、それよりも少し高いセール運賃を継続して販売することがあります。たとえば佐賀線の場合、日曜の佐賀発東京/成田行きは比較的早く売り切れるのですが、その直後から1,737円のセール運賃が売り出されます。737円と比較すると倍額以上しますが、それでも通常の航空券の相場と比較すると非常に格安。これで手を打つという方法もあります。

佐賀空港ではレンタカーを1,000円で借りられる
いくらLCCで安く飛んでもそこから先の交通費が高ければ意味はありません。ところが佐賀空港では空港振興のために、佐賀空港を利用した人を対象に24時間1,000円でレンタカーを貸し出すキャンペーンを継続して行っています。なお、12月28日までは、佐賀県内に宿泊することを条件に48時間まで1,000円で借りることができます。ただし、1名で利用する場合はレンタカーの料金が2,000円となってしまいます。いずれにしても超格安であることには変わりありません。レンタカー会社によってはキャンペーン対象の車の台数がかなり限られるので、セール運賃が確保できたらすぐに予約してしまいましょう。

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