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【レポート】ターキッシュエアラインズのプレストリップでイスタンブールを歩いた
トルコ・イスタンブールで開かれた、ターキッシュエアラインズのプレスカンファレンスに参加した筆者。行程の最終日は、日本、台湾、スリランカ、マレーシア、タイ、シンガポールから訪れた記者やブロガーらとともに、イスタンブール市内の観光を楽しんだ。
イスタンブールでは、6月28日には空港でのテロ事件、7月15日にはクーデター未遂が発生。隣国のシリア情勢や、イスラム国(IS)の台頭などで、いまだに危険というイメージも根強い。一方で、イスタンブール市内は平穏を取り戻し、普段通りの生活が営まれていた。
まず訪れたのは、「エジプシャンバザール(Misir Carsisi)」。地元っ子も買い物に訪れている、こじんまりとした市場だ。中に入る前には、警備員によるセキュリティチェックを受ける必要がある。この後に訪れたほとんどの施設で、セキュリティチェックが行われていた。
主に扱われているのは、食料品や貴金属、雑貨、お土産物。スパイス類も多く見受けられた。与えられた自由時間はわずか20分。どの土産物店もカラフルなお菓子、お茶、ドライフルーツなどを揃えており、目移りする。その中でも観光業に携わる人の話を聞きたいと思い、日本語で呼び込まれた近くの土産物店に吸い込まれた。
土産物店の品揃えはどこもほとんど同じ。市場にある大体の店では値札を付けていたので、ボッタクリの心配もないだろう。試食も次から次へと渡される。わずか数分で、お茶、お菓子、カラスミ、ピスタチオなどを試食してしまった。ホテルで朝食を食べなくてよかった。
実際のところ、行程をそのものをあまり理解していなかった筆者。空港より街中でお土産を買いたかったため、試食した「ロクム」2本と、お茶2種類、カラスミを購入。トータルで5,000円ほど、特にカラスミの値段が日本で買うより安いものの、総額の大半を占めた。「ロクム」は別名「ターキッシュ・ディライト」と呼ばれるお菓子。食感としては「ゆべし」に近く、日本人にも馴染みがある感じがする。その中でもピスタチオとチョコの2種類を選んだ。
土産物店のじろうさん曰く、近年はさっぱり日本人の数が減ったという。かつては多くの日本人が訪れており、そこそこの売れ行きだったとか。「今年はさっぱりだね。来年はわからないよ」。ちょっと寂しげに肩を落とした。
ところで意外なことに、流暢な日本語を話すトルコ人が多かった。全員日本に出稼ぎに来ていたケバブ屋なのかと不思議に思っていたのだが、トルコ語は日本語と同じくウラルアルタイ語族に含まれ、言葉の組み立て方も日本語に似ているのだという。