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アプリでの予約、中国では85%以上に ヨーロッパでは予約に抵抗ある利用者も
トラベルズーは、カナダ、中国、フランス、ドイツ、スペイン、イギリス、アメリカの6,091名の会員を対象に、旅行検索と予約を消費者がどのように行っているかの調査を行った。
中国では85%以上がアプリ経由で休暇の旅行予約で利用しており、70%以上がフライト、クルーズ、パッケージ旅行、ホテルをアプリで予約する予定としている。一方で、ヨーロッパの利用者にはモバイル機器での予約に抵抗がある人も多い。
全市場で見ると、旅行の情報検索の際に最も瀋陽する情報源は、ガイドブック、旅行代理店、レビューサイト、友人や家族の意見よりも、旅行情報ウェブサイトが信用されているという結果が出ているものの、ドイツとカナダの回答者は他の国よりも旅行代理店を高く評価しており、10%は最終決定に最も影響を及ぼすのは旅行代理店であると回答した。この割合はイギリスとスペインの回答者は2%にまで落ち込んでおり、国、市場ごとに大きく回答が異なっている。
予約の最終決定に影響を与えるものは、ほぼ全市場でレビューサイトと家族や友人からの助言が旅行情報ウェブサイトよりも重要視されているものの、フランスとスペインでは旅行情報ウェブサイトが最も影響力のある情報源としての地位を保っている。カナダ、中国、イギリス、アメリカの回答者はレビューサイトが最終決定に最も影響を与えているといい、ドイツでは最終決定は友人や家族からの助言に最も強く影響され、旅行情報ウェブサイトは2番目に影響力を持るものの、レビューサイトからの影響を受けることが最も少ないということがわかった。
中国では、微信などのプラットフォームがメールよりも影響力があり、メールの利用率が2015年に36.7%下落するなど、最新技術を真っ先に取り入れる傾向があるという。このような傾向も、中国でのアプリ経由での予約につながっているものとみている。一方で、決済のセキュリティについての懸念がもっとも大きいこともわかっている。