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セブパシフィック航空、ATR72-600型機を初受領 セブゴーが運航へ
セブパシフィック航空は9月22日、フランス・トゥールーズでATR72-600型機を初めて受領した。
子会社であるセブゴー(旧タイガーエア・フィリピン)が運航する路線に導入する計画で、現在運航しているATR72-500型機8機を、ATR72-600型機16機に置き換える。セブパシフィック航空は、2015年に16機と10機の購入権を総額6億7,300万米ドルで購入している。座席数が増加することで1席あたりの単価を抑えることができ、より安価な運賃を提供できるとしている。
ランス・ゴコンウェイ最高経営責任者(CEO)は、「ATR72-600型機はRNP AR方式による進入と垂直航行が可能なため、これまで離着陸が困難だった空港を利用できるようになり、地方都市の経済を活性化させるだけでなく、より効果的に航空交通を管理できるようになる」とコメントした。
ATR機は、アジアパシフィック地域の航空会社60社以上で約380機が採用されており、日本では天草エアラインが1機を運航している。