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東武鉄道、名門ホテルを運営する金谷ホテルの株式を取得
東武鉄道は、日光金谷ホテルと中禅寺金谷ホテルを運営する金谷ホテルの株式を取得し、東武グループの子会社とすると発表した。
日光金谷ホテルは1873年に金谷善一郎氏が自宅の一部を「金谷カッテージ・イン」として外国人向けに宿泊施設として開業した日本における最古のリゾートホテルで、アインシュタインやヘレン・ケラーが宿泊したことでも有名。建物は国指定の登録有形文化財にも指定されている。中禅寺金谷ホテルは1940年に日光観光ホテルとして開業した奥日光中禅寺湖の湖畔に立地するホテル。1992年には建物の建て替えが行われている。
東武鉄道は、日光地区における活力創出の具体的施策として、SLの復活運転や日光レークサイドホテルの建替えや中禅寺湖遊覧船の新造など、さらなる魅力創出に向けて力を注いでおり、今回の金谷ホテルの取得によって自社との新たなシナジー創出が可能となり、金谷ホテルの事業基盤の強化を通じ、日光地区全体のさらなる魅力の引き上げに寄与するものと考えているとしている。