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台風10号、あす30日は東北地方を中心に影響の可能性 羽田や成田発着便も影響懸念
気象庁によると、強い台風10号は、きょう8月29日午後6時現在、八丈島の東南東約340キロを北東に時速25キロで進んでいる。中心気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は秒速40メートルで、最大瞬間風速は秒速60メートル。この後、あす30日午前6時には銚子市の東南東約230キロ、午後6時には大船渡市付近に達し、東北地方を横断した後、中国大陸に抜ける見通し。
全日本空輸(ANA)は、30日に八丈島・仙台・青森・函館・札幌/千歳を発着する便で運航への影響が懸念されるとしており、特に午後9時以降に札幌/千歳を発着する便では運航が厳しくなる恐れがあるとしている。八丈島・仙台・函館を発着する一部便では既に欠航を決めた。東京/羽田・東京/成田・福島・庄内・秋田・大館能代・釧路・稚内を発着する便でも遅延や他空港への着陸、出発地への引き返しの可能性がある。
日本航空(JAL)は、30日に函館・青森・三沢・秋田・花巻・仙台・山形を発着する便で発着に影響が出る可能性があるとしている。花巻発着便は終日、山形発着便は午前を中心に欠航が既に決まった。東京/羽田・東京/成田発着便も一部便で遅延や条件付き運航となる可能性がある。
スカイマークは、30日に東京/羽田・茨城・札幌/千歳を発着する便で遅延や欠航の可能性があるとしている。
(画像:気象庁)