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Vエア、親会社のトランスアジア航空との合併を決定
Vエアは9日、親会社のトランスアジア航空への吸収合併が決定したと発表した。10月1日をもって運航を全面停止する。
最終運航日は9月30日となる。全9路線のうち、チェンマイ・福岡~台北/桃園線の2路線についてはトランスアジア航空が運航を引き継ぐ。
Vエアはトランスアジア航空が設立した格安航空会社(LCC)で、2013年に設立。2014年12月に台北/桃園〜バンコク/ドンムアン線より就航を開始し、日本へは2015年9月に茨城〜台北/桃園線にチャーター便として初就航。12月からは名古屋/中部〜台北/桃園線に定期便として就航を開始した。その後、茨城、東京/羽田、大阪/関西、福岡、沖縄/那覇を含む、日本6都市に就航している。
運航開始以来、現在までにおよそ9億台湾ドル(約30億円)の累積損失を計上し経営難が続いていると報じられており、7月にはマニラ~台北/桃園線を就航からわずか4ヵ月で運航停止し、8月に入ってからは名古屋/中部~台北/桃園線の減便、東京/羽田・茨城~台北/桃園線の運航停止を発表していた。
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