【レポート】ジェットスター・ジャパンの全く盛り上がらない「ベーグルの日」キャンペーン 最終便では見切り価格

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通路側に座っていたので、ベーグルが保管されていたカートの状態がよく見えたのだが、結構乱雑に引き出しに収納されており、最初はラスト1個の「小倉マーガリンベーグルサンド」は売り切れとされていたほど。提供された際には2つとも潰れかけた状態だった。機内でベーグルを食べるのは、旧エアアジア・ジャパンが就航当時に販売していた、「スモークサーモンとクリームチーズ、レッドオニオンのベーグルサンド完熟赤のトマトスープセット」(800円)以来。当時提供していた際には半透明の袋に入っていたが、形はきちんと保たれていた気がする。こちらは割と人気商品だったと記憶しているのでジェットスター・ジャパンの新商品の期待は高かった。いずれも味は美味しかっただけに、とても残念なところ。

おそらく形が潰れているのは保管方法だけではなく、外袋の他に中でもベーグルをラップで包んでいるからというのも一因かもしれない。ラップが湿っていて若干水滴が付いていたのも、ちょっと気になった。一日中温度と気圧の変化に耐え続けた”見切り品”だからだろうか。

ジェットスター・ジャパンのホームページには、「8月8日にベーグルを食べたら、ハッシュタグ「#88ハッピーベーグル」でハッピーをシェア」と書かれているものの、このハッシュタグが付いた投稿は、TwitterとInstagram上では皆無。ジェットスターの公式TwitterやInstagramですら投稿していないなんて、キャンペーンとしてはいささか(というか、相当)中途半端過ぎるように思える、8月8日だった。

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ところで、これまたビックリしたのは、カレーとチャーハンだと思い込んでいたメニューが「スプーン」単体だったということ。国際線限定メニューとして「チキンカツカレー」(同1,000円)があるものの、よくメニューを眺めないと「カレーとチャーハン」という不思議な組み合わせのメニューに思えてしまう。それより、このスプーンは売れるのだろうか。

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我が家にも3つばかりある「オリジナルブランケット」(同1,000円)もちょっと変わっている。下段左端の男性は「到着後のご使用の一例」だそうで、こういう使い方があるのだなと実感。この姿より、機内でブランケットを使って寝ている子供のほうがとても自然なのだが、そんな写真が一つもないところが微妙なメニューであった。

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