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リオ五輪会場へ、馬術競技用の馬が空輸 エミレーツ・スカイカーゴの特別機で9回に分けて輸送
国際馬術連盟は、7月29日、リオデジャネイロ五輪会場へ、馬術競技用の馬の第一陣がロンドン・スタンステッド空港から、エミレーツ・スカイカーゴの特別機で出発したと発表した。
イギリス、アイルランド、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、ジンバブエ、ブラジル、日本、イタリア、中国の10ヶ国の34頭の馬が専用パレットに積み込まれ、約12時間かけてリオデジャネイロへ送られた。今後、200頭以上の馬を9回に分けて運ぶ。輸送には、スタンステッド空港、リエージュ空港、マイアミ国際空港が協力した。
馬体重は平均515キロで、馬具9,900キロ、飼料6,000キロのほか、馬1棟につき水40リットルなども輸送された。馬はフライト前はブランマッシュ、飛行中は乾草と水が与えられた。幅112センチのストールに収容され、2頭で1つのパレットを使用する。去勢していない牡馬は飛行機の前部に乗せ、牝馬に注意を惹かれないようにしたほか、獣医師も同乗した。機体は特別設計のストールと温度のコントロールを行った区域を備えている。