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香港国際空港第3滑走路の建設に着手 2024年にも完成へ
香港空港管理局(AAHK)は、香港国際空港第3滑走路の建設に着手した。2024年の完成を予定している。
新滑走路と誘導路、駐機場57スポット、旅客ビル、約650ヘクタールの埋め立てを含むものとなる。2030年には、1億人の旅客と900万トンの貨物の処理に対応できるようになる見通し。香港国際空港には現在2本の滑走路があるものの、混雑が慢性化。東南アジアでは多くの主要空港が拡張に動いている中で、香港の経済界は3本目の滑走路建設を強力に後押ししていた。
同日より、空港利用者に対し、空港建設費(ACF)の徴収を開始。長距離線はファーストクラスとビジネスクラスは180香港ドル、エコノミークラスは160香港ドル。短距離線はファーストクラスとビジネスクラスは160香港ドル、エコノミークラスは90香港ドルを航空券発券時に徴収する。乗り継ぎの場合、短距離線のエコノミークラスのみ70香港ドルに割引となる。長距離線は北米、南米、ヨーロッパ、中東、アフリカ、南西太平洋とインド亜大陸。短距離線はそれ以外となり、日本線も短距離線に含まれる。乗り継ぎは到着と出発が同日か24時間以内などの制限がある。