4年前のANA機事故で運輸安全委員会が報告書 「着陸継続すべきでなかった」

運輸安全委員会

運輸安全委員会は、2012年6月20日に、北京発東京/成田行きの全日本空輸(ANA)NH956便が、成田空港に着陸時にバウンドし、客室乗務員4名が軽傷を負った事故の報告書を公表した。

機材はボーイング767-300型機(機体番号:JA610A)で、乗員9名と乗客183名の計193名が搭乗していた。午後1時23分ごろに成田空港の滑走路16Rに着陸時に、機体がバウンドした。その際に強い前脚接地となり、機体胴体の外板と構造部材が破断と変形、前脚も変形した。

報告書では、機体がバウンドしたことを機長が認識できず、前脚を早めに接地させようと機首下げ操作を行ったために強い前脚接地になったと考えられるとした。事故発生時、成田空港周辺は強い南西風時に発生する激しい突風を伴う横風が吹いており、機体姿勢が安定しない状態だったという。