ANAの就航で期待高まるミラノ、観光や貨物需要の顕在化でデイリー化も見込む
スカイマーク、新機材の導入検討に着手 エアバスA330型機の導入はなし
スカイマークの佐山展生会長は、現在26機を運航しているボーイング737−800型機の後継機種の選定に着手していることを、Traicyの質問に対して明らかにした。
佐山会長は、「これからリースが切れていくもの(機材)が数年後から出てくる。当然、今のリース期間を延ばすという後ろ向きではなく、新しい機材に切り替えるということも検討している。」と話した。機材は現在運航しているボーイング737型機や、エアバスA320型機などの160席程度が配置できる機材をベースに検討を進めており、少し大きい機材も含まれているとした。ボーイング737MAXや、エアバスA320neo、A321neoなどが候補に上がっているものとみられる。
また、エアバスA330型機など中型機の導入については、「いきなり大きい機材はない。(エアバスA)330まではいかないし、もちろん(導入を断念した、エアバスA)380まではいかない。」とした。
羽田空港を発着する幹線を中心に、5ヶ月間連続で搭乗率が80%を超えており、満席便も多い。機材を少々大型化することで、需要の取り込みを図りたい考えとみられ、マイレージプログラムのようなロイヤリティプログラムの導入も早期に進めることを計画している。