新千歳空港連絡バス、札幌都心直行便新設で所要時間短縮 無料Wi-Fiサービスも提供

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北都交通と北海道中央バスが運行している、新千歳空港連絡バスで、7月より札幌都心直行便と無料のWi-Fiサービスの提供を開始した。

新千歳空港を午後0時から午後5時までと札幌駅を午前7時から午前11時台までに出発する各6便、計12便は、新千歳空港内3停留所と南千歳駅、札幌駅前、大通公園、すすきの、中島公園のみ停車する。従来は北広島インターチェンジ(IC)で高速道路を下り、国道36号線沿いを走行していたものの、渋滞も多く、定時運行に支障があった。札幌都心直行便は、札樽自動車道の札幌北ICまで高速道路を走行する。これにより所要時間は従来の90分から65分に短縮される。また、北都交通運行便では、無料のWi-Fiサービスを提供するほか、北海道中央バス運行便では、サッポロビール園への乗り入れを開始する。

新千歳空港への乗り入れ便は年々増加しており、2017年春からは日中の発着枠の増枠が行われるものの、JR北海道は快速「エアポート」の増便は難しいとしており、バスの増便や所要時間の短縮が期待されていた。

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