ANAの就航で期待高まるミラノ、観光や貨物需要の顕在化でデイリー化も見込む
大西卓哉さんが宇宙へ出発 ANA元同僚ら約200人、羽田空港で応援
元全日本空輸(ANA)パイロットの宇宙飛行士、大西卓哉さんを乗せた宇宙船ソユーズの打ち上げに合わせ、ANAは7日、グループ社員を集めたパブリックビューイングを実施した。
会場となった羽田空港内のANA講堂には、大西さんの元同僚らおよそ200人が集合。「大西飛行士 いざ宇宙へ」と書かれた特製うちわを持って、打ち上げの時を待った。午前10時36分、ソユーズが発射台を離れ、上昇していく様子がスクリーンに映し出されると、会場には拍手と歓声が沸き起こった。
また、同期の社員らはANA時代の大西さんのエピソードを披露。地上係員時代の同僚だった小野隆さんは、「旅行で一緒に車中泊したとき、彼は後部座席で背中を丸めて器用に眠っていた。狭い宇宙船の中でも十分にやっていけると思う」と話した。
大西さんは、1998年に自社養成パイロットとしてANAに入社。ボーイング767型機の副操縦士として2003年から約5年半乗務し、2009年に宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙飛行士訓練生として選ばれた。