台風1号、台湾と先島諸島発着便で影響 一部便で欠航決まる

1601-00

気象庁の7月7日午前3時現在の発表によると、猛烈な台風1号は、沖縄野南を西北西に速さ時速25キロで進んでいる。中心気圧は900ヘクトパスカル(hPa)、中心付近の最大風速は秒速60メートルで、最大瞬間風速は秒速85メートル。この後台風は、台湾南部、中国南部に上陸し、珠江デルタ付近に拔ける見通し。

全日本空輸(ANA)は、7日と8日に宮古・石垣を発着する便で影響が出る可能性があるとして、きょう7日の午後に石垣発沖縄/那覇・名古屋/中部行きの臨時便を1便運航する。日本航空(JAL)グループでは、7日と8日に石垣・与那国・宮古・多良間を発着する便と9日に与那国を発着する便で影響が出る可能性があると発表している。

また、台湾のVエアは、7日の福岡発ZV213便は19時間遅れの翌日8日の運航とするほか、8日の台北/桃園発福岡行きZV212便、福岡発台北/桃園行きZV213便、台北/桃園発名古屋/中部行きZV202便、名古屋/中部発台北/桃園行きZV203便の4便は欠航となる。台北/桃園発大阪/関西行きのZV208便と大阪/関西発台北/桃園行きZV209便は10時間20分遅延、台北/桃園発沖縄/那覇行きのZV228便と沖縄/那覇発台北/桃園行きのZV229便は5時間30分遅延運航となる。トランスアジア航空は、7日の東京/成田発台北/桃園行きGE603便、大阪/関西発台北/桃園行きGE603便は欠航する。

いずれも影響が見込まれる便は、搭乗便の変更や払い戻しを受け付ける。最新の運航情報は各航空会社のホームページで順次発表される。

(画像は気象庁より)