津軽海峡フェリー、新造船「ブルードルフィン」の投入を10月11日より開始

津軽海峡フェリー

津軽海峡フェリーは、10月11日より、青森と函館を結ぶ津軽海峡ロードに、新造船の「ブルードルフィン」を投入する。初便は函館発午後8時15分の22便となる。

「ブルードルフィン」は「ブルーマーメイド」と同型船で、ストレッチャーが収容可能なエレベーターや救急室、陸上設備への給電、給水供給が可能な「災害時多目的船」として大規模震災時には救助活動に寄与できる設備を搭載している。客室部分のコンセプトは「カジュアルクルーズ」で、2017年2月に就航するもう1隻の姉妹船と合わせ、客室設備を統一する。すでに6月4日には、内海造船瀬戸田工場で進水式を行っている。新造船は2014年より就航中の「ブルードルフィン」の代替船で、名称は継承した。

総トン数は約8,800トン、全長約144メートル、定員は583名。スイート、コンフォート、ビューシート、スタンダード、プライベートドッグルーム、ドッグルーム&ドッグバルコニーの6つのタイプのの客室と、救急室、ドライバーズルーム、集中充電コーナー、売店、赤ちゃんルーム、キッズルーム、シャワールームなどを設けている。トラック71台または乗用車230台を積載でき、速さ約20ノットで航行する。

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