燃油サーチャージ、8月以降もゼロ

燃油サーチャージ

燃油サーチャージ、8月以降もゼロに © Toshio Tajiri/Flight Liner=16年5月

 全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)は国際線の「燃油特別付加運賃額(燃油サーチャージ)」について、8月以降も引き続き適用しないと発表しました。

 燃油サーチャージは燃油市況価格平均にによって適用額が決定しますが、今回も適用水準を下回ったため、2016年6月から7月の発券分に続き、8月から9月に発券されるANAとJALの燃油サーチャージはゼロです。また、フジドリームエアラインズ(FDA)も燃油サーチャージについて発表し、7月搭乗分は燃油サーチャージ非適用とします。

 このほか、春秋航空日本(SJO)やユナイテッド航空(UAL)等も8月と9月の国際線発券分は燃油サーチャージをゼロにする措置を決めています。

 燃油サーチャージは以前、日本-欧米線で片道2万円以上の時期もありました。