ガルフストリームの空き便、割安にチャーターできるサービス開始

世界、ビジネスジェットの空き便を割安にチャーターできるサービスを開始（写真はイメージ） 資料提供:世界

　片道を空き便で運航するフライト「Empty leg(エンプティ・レグ)」は、通常のチャーター価格と比べると3分の1程度の料金で販売されており、米国や欧州、中国にはこうした情報をマッチングするサイトが多数あるものの、日本では本サービスが初めてとなります。

　エンプティ・レグの羽田発空き便特別料金の目安は、香港行きが通常1,400万円のところ12名で500万円、ドバイ行きが通常2,000万円のところ14名で800万円（ドバイ発羽田行きも同料金）。

　直近では、6月18日の羽田発香港行きが500万円でチャーター可能としています。使用機材はガルフストリームV。定員12名。1名1時間当たりの運航単価は9万9206円で、通常フライト便のファーストクラスと同様の単価と説明しています。

　ビジネスジェットは米国では約2万機、欧州では約1万機が登録されており、約20％がアジア経由の運航。日本で離発着するビジネスジェットも増加していますが、約30％の便が片道を空き便で運航しています。

　世界は2016年5月現在、香港、台湾、スイス、フランス、イギリスなどのジェット運航会社20数社と業務提携をしており、ガルフストリームVやボンバルディアのチャレンジャー300等のビジネスジェット運航情報をジェット機シェアリングサイト(Jet freely)にて、エンプティ・レグ情報を「EMPTY LEG」で公開していきます。