ANA、成田空港のカウンターとサービスをリニューアル

ANA

ANA、成田空港のカウンターとサービスをリニューアル © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年3月

 全日本空輸(ANA)は6月2日から、成田空港第1ターミナル出発ロビー南ウィングのカウンターレイアウトを刷新します。成田空港でANA国際線を利用する乗客は、新自動チェックイン機でスムーズな手続きが可能となるほか、7月中旬以降は預け手荷物のタグを搭乗手続きと同時に印刷することが可能になり、手続き時間の短縮につなげます。

 現在は航空会社に関係なく、搭乗クラス別のカウンターが配置されていますが、カウンターレイアウト変更後はA~DのANAカウンターで手続きできます。ファーストクラス利用者とANAダイヤモンドメンバーは、引き続きANA SUITE CHECK-IN(Zカウンター)が利用可能です。

ANA

カウンターレイアウトの変更前と変更後(ANA発表資料より)

 また、自動チェックイン機を最新型に更新することで、処理速度が大幅に向上します。預ける手荷物のない乗客は、カウンター手前に設置された自動機での手続き後、保安検査場へ向かいます。

 7月中旬以降は、預け手荷物のためのタグ印刷が可能となり、このタグを乗客自身が貼り付けることで、カウンターでの待ち時間が短縮されます。

 成田空港のANAラウンジでは「シェフサービス」が6月から本格的に始まります。このサービスは、シェフが握り寿司などを利用者に直接提供するもので、2015年12月から試験的に運用してきました。

 実施時間は、第4サテライトのBarコーナーが17時から約1時間、第5サテライトのサービスカウンターエリアが15時30から約1時間。握り寿司、出汁巻き玉子、ローストビーフなどを提供します。